狂言堂

京都市の西、嵯峨の釈迦堂の名で親しまれている古刹「清凉寺」の境内で執り行われる「嵯峨大念佛狂言」は、国の重要無形民俗文化財に指定されている民俗芸能です。すべての役者が面をつけ、台詞がなく、身振り手振りだけで芝居が進行する点に大きな特徴があります。現在は、約二十番の演目が継承されています。
その歴史は古く、言い伝えでは鎌倉時代に融通念佛をひろめた円覚上人道御の創始とされています。歴史的な資料からみても、嵯峨大念佛狂言には室町時代(享禄2年[1529])の銘を持つ面が伝わっており、すでに500年近い歴史を有していると考えられます。この他にも、桃山時代の優秀な面打師であった喜兵衛の刻銘を持つ女面≪深井≫や、和宮降嫁の説得にあたった、宮中女官、高野房子の菩提を弔うために奉納された装束など、美術的にも宗教史的にも価値の高い数々の資料が伝わっています。

保存会からのお知らせ

狂言堂修復前   「愛宕詣」の一場面

嵯峨狂言堂 修復募金のお願い

この度、文化庁より平成28年11月1日から平成30年にかけての、嵯峨狂言堂修復工事の着工許可が出されました。
嵯峨大念佛狂言保存会では、この狂言堂の修復工事にあたり、皆様のご寄付を募っております。ご寄付は清凉寺窓口または銀行振込にて受付けております。嵯峨大念佛狂言の継承・存続につながる狂言堂修復寄付金にご協力の程お願い申し上げます。
嵯峨狂言堂修復寄付金の詳細はこちら
嵯峨狂言堂修復寄付金のPDF版チラシを見る

公演スケジュール

  • 桂坂「古墳の森」
    春の特別公開 出張公演






    古墳の森内 憩いの広場 観覧無料 小雨決行 終了しました。

    【公演日程・演目】

    ・2017年4月23日(日) 13:30~  [ 釈迦如来 ]

    桂坂「古の森」春の特別公開は、14基の古墳が並ぶ古墳の森を歩きながら横穴式石室の内部を見学することができるイベントです。
    そちらの会場にて、当日、嵯峨大念仏狂言の出張公演をおこないます。

嵯峨大念佛狂言の定期公演について
春(4月)と秋(10月)の定期公演と、清凉寺お松明式(3月)、渡月橋上流にて開催される嵐山もみじ祭(11月)などで公演を行っております。

演目のご紹介

清凉寺へのアクセス

 

狂言堂は清凉寺境内の西北にあります

  ■京都市営バス
  28系統・91系統 嵯峨釈迦堂前下車 西へ徒歩2分
  11系統・93系統 嵯峨小学校前下車 北へ徒歩3分
  ■京都バス
  61・62・71・72系統 嵯峨釈迦堂前下車 西へ徒歩2分
  83系統 嵯峨小学校前下車 北へ徒歩3分
  ■JR
  嵯峨野線(山陰本線) 嵯峨嵐山駅下車 北西へ徒歩15分
  ■京福電鉄
  嵐山線 嵐山駅下車 北へ徒歩15分