狂言堂

京都市の西、嵯峨の釈迦堂の名で親しまれている古刹「清涼寺」の境内で執り行われる「嵯峨大念佛狂言」は、国の重要無形民俗文化財に指定されている民俗芸能です。すべての役者が面をつけ、台詞がなく、身振り手振りだけで芝居が進行する点に大きな特徴があります。現在は、約二十番の演目が継承されています。
その歴史は古く、言い伝えでは鎌倉時代に融通念佛をひろめた円覚上人道御の創始とされています。歴史的な資料からみても、嵯峨大念佛狂言には室町時代(享禄2年[1529])の銘を持つ面が伝わっており、すでに500年近い歴史を有していると考えられます。この他にも、桃山時代の優秀な面打師であった喜兵衛の刻銘を持つ女面≪深井≫や、和宮降嫁の説得にあたった、宮中女官、高野房子の菩提を弔うために奉納された装束など、美術的にも宗教史的にも価値の高い数々の資料が伝わっています。

保存会からのお知らせ

夜討曽我1   夜討曽我2

春季公演のご来場ありがとうございました。

4月3日・9日・10日に嵯峨釈迦堂(清凉寺)境内狂言堂にて行いました春季公演では、たくさんの方々にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。 おかげ様で、今回の定期公演も無事に終了することができました。これもご来場いただきました皆様や、ご支援ご協力をいただいた関係者の皆様のお力添えがあったからこそと保存会一同御礼申し上げます。
今後とも皆様の温かいご支援ご協力を頂けますよう、お願い申し上げます。

公演スケジュール

  • 嵯峨大念佛狂言とお茶会









    2016年10月1日(土)13:30~
    場所:サンサ右京 1階ロビー  参加無料

    <イベント内容>
    13:30~ 嵯峨大念佛狂言 公演  演目:[ 蟹殿 ]
         おなじみの「さるかに合戦」に「桃太郎」の 話を加味した
         勧善懲悪を説く仇討ちのお話です。
     
    14:30~ 面着け体験 お囃子の楽器(鉦、太鼓、笛)の紹介
         狂言で用される貴重な面(おもて)を実際に着けていただけます。
         また、囃子方で使われる楽器を間近で観ていただけます。

  • 嵯峨大念佛狂言展

    2016年10月17日(月)~ 12月3日(土)
    場所:京都産業大学 むすびわざ館

  • 秋季公演

    2016年10月23日(日)13:30~  演目:[ 蟹殿 ] [ 愛宕詣 ] [ 紅葉狩 ]
    嵯峨釈迦堂(清凉寺)境内 狂言堂 観覧無料 雨天決行

  • 嵐山もみじ祭り

    2016年11月6日(日)午前の部 10:00~ / 午後の部 14:00~
    嵐山 渡月橋上流左岸の仮設舞台 観覧無料 雨天の場合中止

嵯峨大念佛狂言の定期公演について
春(4月)と秋(10月)の定期公演と、清凉寺お松明式(3月)、渡月橋上流にて開催される嵐山もみじ祭(11月)などで公演を行っております。

演目のご紹介

清凉寺へのアクセス

 

狂言堂は清凉寺境内の西北にあります

  ■京都市営バス
  28系統・91系統 嵯峨釈迦堂前下車 西へ徒歩2分
  11系統・93系統 嵯峨小学校前下車 北へ徒歩3分
  ■京都バス
  61・62・71・72系統 嵯峨釈迦堂前下車 西へ徒歩2分
  83系統 嵯峨小学校前下車 北へ徒歩3分
  ■JR
  嵯峨野線(山陰本線) 嵯峨嵐山駅下車 北西へ徒歩15分
  ■京福電鉄
  嵐山線 嵐山駅下車 北へ徒歩15分